気付けば10年でしたアンケート

世界の皆さん、こんにちは!
今年(2016年)で花流サイトを始めて10年になるラモーナです。

最近このサイトのあちこちを修正していたんですが、その際にこの花流話たちは変わらずずっとあったんだなーとしみじみ思ったんです。
そんなときに、ちょうど花流話へコメントをいただいて、今でも読んでくださる方がいらっしゃることに改めて感謝し、それで色々聞いてみたくなりまして、アンケートをとらせてもらうことにしました。

「どの話がお好きですか」っていう、なんのひねりも恥じらいも無いアンケートだったんですが、20人もの方がお付き合いくださいました。
皆さんの優しさと遊び心と花流への愛にただただ感服し、結果花流と世の中に対する私の愛情が増しました。
皆様からいただいたこのご厚意は決して忘れることなく、いつか必ず社会に還元することをここに誓います。
どうもありがとうございました。

それで、せっかくいただいたご意見を自分だけで楽しむのもあんまりもったいないじゃないかと思いましたので、公表させていただくことにしました。
アンケート結果を順位にして、そしていただいたコメントを一部ご紹介させていただきますね!
ご紹介しなかったコメントは私がニヤニヤする用です!
どのコメントも本当に嬉しかったです、ありがとうございました。

結果と皆様のコメントと私の思い出を交えながら紹介させていただきます!
各タイトルには、お話へのリンクを貼っていますー!

アンケート要綱
実施期間:2016年8月17日~8月31日
有効回答数:20件
対象数:36話
集計方法:ひとり60ptの計算で行いました。
1番目の話には30pt、2番目は20pt、3番目は10ptを割り振って合計ポイントで順位をつけました。
お茶をのシリーズは、「二人でお茶を」シリーズと答えてくださった方も多いので、シリーズで答えられた場合は、「腕時計のお話」「お土産の話」にそれぞれ等分に割ったポイントを入れました。
*例えば、2番目に「二人でお茶をシリーズ」と書いてくださった場合は、腕時計に10pt、お土産に10ptとさせてもらっています。

1位:二人でお茶を『腕時計の話』(185pt)

  • 大人花流…なんて素敵な響きなんでしょう!
  • 大人花流贔屓です。
  • どのお話も大好きですが、エロエロシーンも大好きです。
  • “-これは、ラモーナ史を塗り変えた一作である。”

これが1位になるかもしれないなあーって思っていたんだけどなりましたね。本当にたくさんの方に言及していただきました。三つの中には選ばなくても「あえて外してみました」というコメントや「大人花流も大好きです」というコメントもあって、殿堂入り感が満載でした。ありがとうございます。

この話は、中学生花流二冊で「もう書ききった!」と思っていた私が、「なるほど全然書ききっていなかったわ」って改心したお話ですので、個人的にも大変思い入れの強いお話です。これを書いていなかったらこのアンケートも行われていなかったかもしれませんので、お茶をのシリーズには感謝感謝でございます。いただいた上のコメントの中にも「ラモーナ史を塗り変えた」とありますが、本当にそうだなと思います。(ところでこのコメント、こういう風に表記するよう指示があったんです。ひとつだけ様子がおかしいのはそのためです笑)。

この話は、私の書いた花流話たちの延長線上にあるようなお話なので、この先どんな花流を書いても、このシリーズがある限り絶対ハッピーエンドが約束されている気がしますね。
この二人は今を生きてくれている気がします。探したらどこかにいてくれそうな気がしてます。連載はとっくに終了しちゃっている作品の二次創作なんですけど、今でも活き活きと動いてくれて、なにしてんのかなーって気にならせてくれる。そこが愛されるゆえんかなーとか勝手に思っています。

お話についても少し。
このお話で私が好きなところは、明るいところでやりたがる流川くんですね。なんか、花道に対してきちんとエロい流川くんが大好物なんですよね。花道の全部に恋してるから、すみからすみまで目に入れたくて、だから明るいところでやりたがるんだよねっていうね、可愛すぎて鼻血出そう。
花道は花道で、そういう風に求められていることの意味をあんまり分かってなさそうで、でもなんか好きなようにやらせてやるよ、っていう、なんか愛されている男の余裕と色気があって、このヤロウってなります。

あとは以前、最後のスケベのシーンに「眼福でした」っていうコメントをいただいて、あのあたりを読むとそのメッセージを思い出すので、皆さんも思い出していただきたい。ということで、栄えある1位は大人花流でした。花流のおふたり、本当におめでとうございました。いや、こっから先ずっと花流の二人ですよっ、と。


2位:二人でお茶を『お土産の話』(165pt)

  • “二人の未来が見られて嬉しい!”
  • 花道が教師、流川がバスケ選手という設定もすごく頷けるものですし、二人の雰囲気も穏やかでいながら甘く、もちろん二人にはつきもののケンカもあるという…花流好きには堪らない内容です。

ワンツーでやって来た大人花流です。
「お土産の話」は、上の「腕時計の話」を書き終えて、すっごい続きが書きたい!と思って書いたお話なので、とにかく勢いがあります。流川くんが遠征から帰ってくると必ず花道にお土産を持って帰るってのがえらい気に入って、そこを膨らませたらこういう話が出来ました。どこででもスーパーモテる流川くんです。
このお話のお気に入り部分は後半、流川くんが怒って天岩戸隠れ状態になって心が見えなくなるところです。私は流川くんが心を閉ざすシーンがなかなか書けなくて、というのも私の花流は流川くんがべらぼうに花道に惚れているんで、あんまり花道のことを避けるみたいなことにならないんですよね。ですので、後半怒って傷ついて口きかなくなるところは書きながらドキドキしてて「どうするどうすんの花道!」ってなりました。すっごい楽しかったです。仲良いのが揉めてすごい喧嘩して仲直りでエロいことをするっていうのがこのシリーズの趣旨なので、このお話は本当に見事に趣旨に沿っていると思います。ただちょっとエロが薄いので、読み返すたびにもっとエロかったらいいのになって思います。

それからこのお話は軍団も大活躍でしたね。
大人花流のシリーズは軍団がいっぱい出てきてくれるので書いていて楽しいです。ここでちょっと普段あの四人は何をしてるんだってことについて考えてみたいと思います。
忠はけっこう始まりと終わりの時間がしっかり決められている仕事に就いていそうだなーって思っています。洋平はファミレスとかスーパーにアルバイトで入ってたんだけど、店長が急に体調崩して、それで洋平が店長代理やらされて、いつの間にか店長になってたみたいなのもいいなって思います。どーしてこーなっちゃたかなーって言って笑ってる洋平。高宮と大楠はぶらぶらしてそうだけど、二人でつるんでなんか始めたらいいんです。最終的に誰よりも稼ぐっていうね。キミらできそうだなそれ。

3位:トランジット(120pt)

  • 絶対これ!ちんどん屋!!
  • 号泣しました。
  • (今回読んでみて)連載中とはまた違う感じで読んだかもしれないです。静かな流川くんやっぱりかっこいいですね。どのお話も流川くん大好きなんだな、花道もこれ書いた人もって感じが滲み出てます笑。わたしには想像もつかない流川くんのかわいいところがたくさん散りばめられてて、花道は幸せだなー流川くんも幸せだなーって思いました。

トランジットがここにくるのは、すごく意外でした。
このお話は本当に書くのが大変だったので、書いたあとずっと読んでいなかったんです。それで今回読み直してみたんですが、けっこう面白かったですね(自分でこんなこと言える図々しさの取得が、十年やってきたことの成果であります)。
これは友達から「記憶喪失ものを書いて」というリクエストがあって書いたんです。記憶喪失とか本当に興味のないテーマで・笑、言われなかったら一生書くことはなかったと思うんです。
書くにあたって色々調べたり、夫が記憶喪失になった 友人から話を聞いたりして真剣に臨んだことを覚えています。本当にこのお話は頭使いました。 高校に入ってバスケを知って流川くんに出会って夢中になって、みんなからも頼りにされるっていう大きな経験をした花道は、自分をすごく愛するようになったと思うんですよね。もともと自分のことは大好きな人でしょうけど、さらに深く好きになったし、それにふさわしい自信もついたはず。中学生の頃とはやっぱり違ってるはずで、だから流川くんも受け入れることができなかったんだろうなと思います。
二人の男(花道)の間で揺れる流川くんってのが書きたかったんですけど、どうだろうな、書けたかなあ。中身は違ってても外は完璧に惚れている花道そのものなので、さぞやくっついていきたかっただろうにぐっと踏ん張って……とにかく流川くんが健気でしたね。花道よ、後は頼んだぞって、読後思いました。

4位:イチキュッパ(100pt)

  • イチキュッパが始まりだなーって思います!

これは、かなり最初の頃に書いた話ですので、初々しさを感じます。
こんなにスーパー行って楽しそうにしてる人も珍しいですよね笑。
人を好きになって、その人を通して自分の世界が広がって色がついていく感じ。
流川くんは、恵まれていることを自覚しないでいいほどに恵まれていると思うんで、下手したら一生、他人が自分の中に入ってくることがなかったんじゃないかと思うんですよね。
ほんとこの人ってある意味最強だなって思うんですけど、でも花道に出会って花道の考え方やものの見方を知って、いろんなことが見えるようになったんじゃないかなー人生が更に面白くなったんじゃないかなーっていうドリーム。

5位:ヤダモン(80pt)

ヤダモンには特にコメントはありませんでした・笑。
ないのに上に来ています。
普段わがままを言わない流川くんがやだやだ言ってるお話。
朝起きたときから、花道がせかせか働いてじっくり腰を据えて自分にかまってくれないもんだから、ムーっと機嫌を損ねてしまったんです。 しかし本当によく働いていますね、ここの花道は。

ところで、私は花道にはすごく清潔感があるように思っています。気付いたらそう思ってたので、何でそう思ったのかなって今回考えてみたんですけど、思い浮かんだのがちどり荘合宿でした。あの合宿のときに鞄の中から何か晴子ちゃんの写真(だったと思う)を取り出すシーンがあるんですが、鞄の前で大きな身体をちまっとさせてこそこそしている姿を見て、この人、絶対清潔って思ったんです。が、ちょっと、理屈がおかしいぞ。あ、それからその後の、誰かの寝言に驚いたあまりくしゃっとしてしまった写真を伸ばし伸ばししたところもあります。丁寧だなあと。ものを大事にする人は清潔で、ちゃんと暮らしていそうなんですよね。うん、やはりちどり荘合宿が大きいです。それと、白いティーシャツがすごい似合っていて良い匂いしそうってのもありますね。それただの好みじゃんっていう笑。 すっかり家事をする花道が定番になってるんですが、そういうことをしない花道ってのもいつか書いてみると面白いかもしれませんよね。そして流川くんはこのお話でも花道がとにかく大好き。

6位:ついてく流。(6opt)

  • 個人的に印象的でした。

ですよね。
これを書いた時、一部流川スキーさん達からすごい気に入ってもらえたのを覚えています。手ごたえが意味わからなさ過ぎた思い出があります。 今回もやっぱりこんな上に来たので、やはりなんかあるなこの話には、と思っておる次第です。 絶対に好みが別れると思うんです。嫌いってのはないと思うんです、そういう強い感情のわかない、言うならば、さらさらーって流れていくお話と思うんですが、残る人には相当残るのかなあ。 今また読み返してみたんですが、もう二度と書けない話だろうなって思います、色んな意味で。

6位:昼と夜のさかい目(6opt)

  • 勿論一位!
  • 「のら」と「のま」と流川くんの素敵な関係性が見られてすきです。軍団といたら流川くんはもやもやした思いもしちゃうかもしれないけど、花道がそれだけみんなに愛されてるってことでしょうがないよ流川くん!でも、忠みたいな人がいてくれて良かった。ちゃんと見てくれてる人っているんだな~~と自分の人生のことを考えたりしました。

語り部に忠を抜擢したびっくり人事なお話。
このお話書いたときに、花流好きだなーって思った記憶があります。 流川くんと桜木軍団の化学反応に気付いて、すごくワクワクしてて、それは今も続いていて、軍団+流川くんはよく書いています。そのきっかけとなったお話です。 流川くんと軍団の「かすがい」に花道ってのがたまらんなと思ってます。花道みたいなぶっとんだ個性の人が間にいるとか大興奮です。軍団は流川くんにけっこう好意的なんですよね。最初の出会いの時こそちょっと感じ悪いよなみたいな風に流川くんのこと見てたけど(女子にモテるから)、花道がバスケ部に入って、バスケ部の応援団みたいな感じになると、ちゃーんと流川くんのことも応援してますよね。自分らの大将がなんと思おうと関係ないんですよね、花道は花道、自分らは自分、ってところがただの軍団じゃない。流川くんのほうも、うるせーサルの仲間たちとか位の認識はあるでしょうし(それくらいはあってほしい、頼む)、廊下とかで大楠とかが手を挙げて「よー流川」とか言うと、ぺこっ、とかしてて欲しいです。きゃわゆい。自由を愛する者同士、ぜったい相性は良いと思うんですよね。

6位:ラブスコール(6opt)

  • 花流の愛情あふれる作品で、読むたびに癒されます

冒頭の流川くんがジャガイモ転がすくだりが好きです。 よくもまあそんなことがあなたの身にいっぺんに起こりましたよねえ!って感じで笑ってしまいます。 お話の中ごろの方で、花道が料理の合間に台所から流川くんの様子をこっそり覗いて、じっと考え事してる流川くんに萌えっとなっているんですが、私もなりました。 本当にすごく両思いなお話。

9位:夜とコーラとオトコトオトコト(5opt)

ラモーナ!タイトルタイトル!って感じですね。タイトルセンスがいつもギリギリ(アウト)なんですが、これはその最たる例ですね。しかしこんなにもへんてこりんなタイトルでも選んでいただけるんですからやっぱお話はタイトルじゃないですよね!自信持って行きたいです!でも中身もけっこう変わったお話ですよね!これ選ばれた方たち、すごい、ありがとうございます。 わたしも好きですこの話。ミッチーがすっごいわがままですね。でもミッチーのわがままは大人のわがままに思えますね。あれだけ人に迷惑をかけたミッチーはもう大人っぽいわがまましか言えない人だと思うんです。対する流川くんのわがままはすごくピュアなわがままだと思うんです。本能のままにわがまま。線引きを知っているわがままと、ピュアなわがままがひとつのお話の中に出てきましたぞって感じ。流川くんが健気過ぎてかわいそうで、このあとどうにかして甘やかしてやりたいと当時けっこう悩んだような気がします。結局書けませんでしたけど。 後は花道の家のコタツってのが萌えアイテムでしょうか。入りたい……。

9位:夢見る頃を過ぎても(5opt)

  • 流川君のカッコよさに痺れました!
  • 読んだあと言葉を失いました。
  • いつも泣きたくなります。

これを書いた時の私と話をしてみたいです。

11位:子どもの情景(4opt)

  • こどもの情景は、ぜったいにすきです。日本語おかしげだけど。花道生まれてきてくれてありがとうの気持ち。このお話を書いてくれたラモーナさんありがとう。
  • 花道の普段はみせない寂しさなどが感じられて泣きました。

この話は、私としても、無人島に行くとき持っていく話リストに上げています。 流川くん出てこないんだけども、好きですねえ。原作で、練習に付き合ってくれていた安西先生が倒れた時、昔を思い出してそっと泣いている花道や、自分に付き合ってくれる木暮先輩の親御さんの心配をする花道、ミッチーの親についてもちょっと言及していたかな。花道は傍若無人に振る舞っているんだけど、急に遠慮を見せるときがあるんですよね。彼の魅力のひとつだと思うんです。花道はこういうキャラクターだ!と一言では言い表せない人だと思います。遠慮もするし傷ついたりするしすごく優しい時もあります。いろいろあったんだろうなーって思わせますよね。が、流川くんにだけは本当に遠慮がない。全力で感じ悪くしてるし、フルパワーでぶん殴る。それが出来るのは流川くんが本当に強いからだと思うんです。流川君の強さは、花道が本気でぶつかっていけることが証明していると思います。 原作で、花道の家庭の事情が最後までわからないの、本当にお見事だと思います。

12位:桜木食堂(3opt)

これは今年の六月くらいまで連載していたので、記憶に新しい方もいらっしゃると思います。サイトに来てくださった人たちと一緒に作ったお話だと思っています。毎日毎日200字くらい更新されていくという、トンデモな試みでしたね。色々煮詰まって途中で延びたりしたんで、トータル5年くらいかけて終われたお話でした。ありがとうございました。流川くんがずっと通い続けるという、健気さと一途さとオフェンスの鬼が遺憾なく発揮される。つまるところ流川くんの本領発揮ストーリーです。ただの客じゃ終わらねえぞ、って感じで、なんていうんでしょうか、見習いたいです笑。いやーくっついてくれてよかったです。
もっとちゃんと肉付けしてあげたくてたまらないお話でもあります。あと3年くらい待ってもらえたらきっと完成するって思ってるんですけども……。

12位:1時間後にファミレスで。(3opt)

  • 1位は、ファミレスの話。ずっと言ってるけど

コメントにあるとおり、10年間、わたしの花流と言えばこれだ、と言う人がいらっしゃいます。10年間、変わらずこの話推し。すごいです、ありがたいです。何がそんなに琴線に触れるのか分からないといえば分からないんですが、10年言われてるんでなんかここにすごいものがあるんだろうなと思っています。書いた人がいつも全部分かっていると思っていたら大間違いなんでしょうね。 他に、3番目にこのお話をあげようかと迷った人がいらっしゃいました。カムチャツカと迷ってらしたみたい。カムチャツカとファミレスで悩まれるってのも触れ幅すごいですよね。ありがとうございます。

12位:呼ぶ声(3opt)

  • 流川くんの視点で語られる話だと、桜木くんが大好きなんだなぁとわかって可愛いし、口調も可愛いです。

呼ぶ声は、2011年11月11日っていうすごい流川くんDAYがあったんで、そのときに書きました。すごく11が並ぶので、流川くんの名前をいっぱい呼んじゃえ!って感じで書いたんだけど、どんなに呼ばれても花道の呼ぶ声しか彼には届かないっていう流川くんの愛のお話。花道はたまにこうやって、無意識に流川くんを傷つけてそうですね。でもわざとじゃないんでね、気付いたら、謝って可愛がってご機嫌とるんで許してやっていただきたく思います。 コメントでもいただいたんですが、流川くん視点になるとほぼほぼ恋心の世界になるんで、よりお話に恋愛色が増すんだと思います。花道視点になるともっと色んな感情が絡んでくるので、そうはいかないです。花道視点はややこしくなるけどドラマが作りやすいです。流川くん視点は口調が可愛いといってもらえましたが、ほぼほぼ話さないので全然話が進まず、長いお話の時は大変難しゅうございます。

15位:カムチャツカの若者が・・・(2opt)

  • 湘北バスケ部が大好きなので、この作品を挙げました!
  • カムチャッカの若者が…は、湘北オールスターでもう最高ですね!湘北オールスターの感じの中にしっかりはなる要素があって、ニヤニヤしちゃうんですよね。おバカでみんな愛らしい。

私が書いた話の中で一番明るいんじゃないかなって思ってます。タイトルもびっくりだし。 今回いただいたコメントの中で、朝のリレーは谷川俊太郎さんってありましたね。はい。その通りです。私の「あとがき」への優しい指摘なんですが、もう直さないでおこうと思うんですよ。一生恥をかけばいいんだ私なんてやつはっ!花流のやりとりはもちろんなんですが、二年生と一年生の連絡網部分もお気に入りです。シオと、桑田くんの電話とか新鮮すぎてゾクゾクきちゃいます。チーム湘北への愛があふれていますね。 ちなみにひとり飛ばされた彼については、「ちりんちりんぐひん」で救済されたと思っています。流川くんはなんかもう、電話といえば花道しかなかったんですよねえ。これはもうしょうがないこと!ごめんね!たぶんあの後、新しい連絡網は、流川くんの次は花道になっていると思うんですよ。流川くんが地味にじりじり主張するんで、みんなも、や、別にそんなに桜木に電話したいならすればいいし、って感じであっさり決まったことでしょう。あー湘北に入りたい。

15位:かえるのうた(2opt)

これが入るとは思わなかったから本当にびっくりしました。これを好きって言う人、なんかすごいぞ!?ってなりました。 花道を守る流川くんってのが書きたかったんだと思うんです。そして、選外からのコメントになるんですが「洋平不在の軍団も面白いですよね。あんなこと(大楠と高宮のケンカ)10年に1回くらいなんだろうけど、そこに流川くんが居合わせるってのがまたおかしくてでも流川くんの持ってる運みたいなのがそうさせたんだ!って気がしました。変なリズムが生まれてて、流川くんの面白いところと軍団の見たくないところが混じり合ってどきどきしました。サンキュ、のところが最高!大好き」っていただきました。ずばり、こういうことだなって私も思いました。

15位:ボタン(2opt)

まだこれを書いた頃はスケベなシーンを書いたことがなかったんで、このお話はけっこう進んだ感じだったんですが、最後は花道が着せた・笑。 当時のコメントに「あーん!なんでー!(着せるのよー)」というのをいただいたことを思い出しました。良い思い出です。

15位:キツネが眠れないこともあるんだぜ、花道。(2opt)

ドパロがきました!その中でも、このお話が来るとは思わなかったので、おーってテンションが上がりました。なんていうのか、優しさで成立している世界ですね。挙げてくれてありがとうございました。ちび流川が可愛いです。

19位:だって家族だもんな、花道!(1opt)

もひとつドパロ!これもまたあがってきて驚いたお話です。本当に色んな話を読んでもらえているんですね、ありがとうございます。このお話は、兄ちゃん二人がいけてるなって思います。あと花道と流川のパトロールとかすごい可愛い!って萌えました。 しかし読み返してみたら、そこ書くか自分ーってなりました。「かえるのうた」なんかもそうなんですけど、わりと避けて通りたいところをぶっこんで来るときがありますよね。いいじゃん、そこはもう書かんでもいいじゃん、そっとしとこうよ、みたいなところを書きたくなるときがあるんでしょうか。 でも今後もきっと書いていくんだろうな。

19位:君の名は(1opt)

え-!流川、あんた、ちょ、みつひさてーーーー! って感じですよね。 読んで読んでー!って、珍しく自分から言いたくなるお話です。 花道がこまごま家事をするのを見ているのが大好きな流川くん。

19位:ラプソディー214(1opt)

すごくリラックスして書いたお話でした。流川くんに翻弄される花道に翻弄される流川っていうループ笑。おかあさんがいい味出してますねえ。私は流川くんのお母さんをかなり早い段階から出していたんですね。 この頃の私は、花流そのものに恋していたんだと思うんですよね。 この時期に書いたお話たちは、文章とか本当にひどいし読みにくいところがたくさんあるんだけど、ちょっともう愛情がすごいから、まあもういいかなって気になります。

◆その他いただいたコメント

  • わくわくするアンケートをありがとうございます!
  • いつも楽しく拝見しております。10周年おめでとうございます!大好きです!
  • 全部大好物です(笑)
  • 流川の涙に萌えます。
  • 10年おめでとうございました! これからもかわいいかっこいいすてきなお話書いてください。
  • 走れとか時よとまれ君は美しいも好きでした
  • ラモーナさんの描かれる世界観というか空気感というか、とにかく好きです!
  • 人生に新たな彩りを与えてくださってありがとうございます。
  • ドンピシャ世代なのでこれからも楽しく読ませていただきたいと思います。これからも頑張ってください

ここからはアンケート終了後、花流への愛とこのアンケート結果に頂いたコメントです。

◆いろんな愛のコメント。

  • 花流への愛、一言で表すなら「花流は永久に不滅です!」でしょうか(笑)。
    BL歴は長いですが、花流に出会ってからは、どのBL本を読んでも花流のようには夢中になれないという感じです。
    私にとって花流は愛、花流は癒し、花流は喜び・・・とにかく、大好きです!!!
  • めっちゃおもしろかったし、ファミレスが納得いかない。
  • 連載は花流が高校1年生の夏で終わってしまい、二次創作にもめったにお目にかかれなくなってしまった今、ラモーナ様のサイトに出会え幸せです。
    特に大人に成りすぎた私は大人花流が大好物で、アンケート結果にお仲間が沢山いらして喜んでおります。
    これから花流がどんな新生活を送るのか、楽しみにしております。
  • 私は花流歴は長いのですが、ブランクも長く(8年ほど同人を読んでいませんでした)、ラモーナさんのことを知ったのはつい半年前です。
    久しぶりにスラムダンク熱が復活し、サイトを検索してpixivを知り、ラモーナさんの花流に出会いました。
    昔は原作設定に沿った「高校生な花流」がいちばん好きだったのですが、年齢を重ねて好みが変わったらしく、最近はパラレルものや大人になった花流が大好きです。
    ですからラモーナさんの大人花流シリーズがとてもツボです。私は流川ファンの花流なので、花→流(花道が流川を熱烈に好き、流川がものすごく愛されている)が好きで花←流はちょっと苦手なのですが、ラモーナさんの二人は花=流で、お互いがお互いをとても好きな気持ちが伝わってくるので大好きです。
    私がラモーナさんの花流がいちばん好きだと思うのは、花=流だからだと思います。ところで、普通はお話を読んでいると「この作者さんは花道ファンだな」とか「流川ファンだな」と分かるものですが、ラモーナさんの場合はよく分かりませんね。
    あとがきやコメントを読んでも、どちらのファンと言及されていないように思いますし、二人とも同じくらい好きということなのでしょうか?最盛期に比べるとSDサークルはかなり減ってしまいましたが、未だに新しい花流を読むことができるのは、本当に嬉しいことです。
    これからもラモーナさんの新作を読めることを楽しみに生きていきます。
    よろしくお願い致します。
  • どの作品も選ばれて然るべき、そしてここに登場していない作品もどれも皆愛おしいのです。10年記念のアンケート、挙げられた作品の殆どをすぐに思い出せた自分に驚きました。
    愛しているんですね~。
    ラモ様のご友人方のイラストは作品にとってもマッチしていると思います。
    全体としてラモ様の殆ど全てのカテゴリーの作品がバランス良く挙げられていると思います。
    読者の皆さまのお目が高いなと感嘆しきりでありました。この機会に子供から大人までの花道と流川君(いつも思うんですがなぜ私は花道を呼び捨てにして流川君は君付けなのでしょうか)を再読して久しぶりに堪能しました。
    いつの間にか、というとコツコツ書いていらしたラモ様に失礼ですが、サイトが宝石箱でそこに色鮮やかな宝石がたくさん入っているという感じでもう宝箱のようです。
    どの宝石も己の輝きでキラキラしています。
    素敵だなあと思い、また大事にしたいなあとも思います。いつも申し上げておりますが、ラモ様に心からの感謝を捧げたいと思います。
    昼と夜のさかい目を見ている流川君と野間君に、花道を殴り倒した流川君に、ヤダモンといじける流川君に、口は悪いがいつも優しい花道に出会わせて下さって本当にありがとうございます。
    そしてこれからも、心に残る二人(と周囲の人々)に出会わせていただけたらとっても嬉しいです。

あとがき

本当に、お付き合いいただいてありがとうございました。
自分がいなくなりそうになった時、花流を書き始めました。
それから10年、ぽつぽつと書いてきました。
10年。
飽きっぽくてすぐにいなくなる私には奇跡です。
10年間花流を離れることはなかったのは、
やっぱり花流に心底惚れているからだと思います。

今回アンケートを読み返してみて、
お話は発表した時点で自分だけのものじゃなくなるんだなってことを心から思いました。
自分が書いたものを共有してもらって、
こんな形で見せていただけたことに心から感謝しています。

本当にありがとうございました。
まるで終わるみたいな書き方になってますけど、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2016.11 ラモーナ