マックにて


chiro-kana

白昼夢 2007/10/7(Sun.)

パラッパッパッパー(マックのCMの音)

マックとモスが隣にもしも並んでいたら、ラモは断然、モス派です。
が、やっぱハナルはマックでしょうね。
やつらがカラダにいいからという理由で、モスを選んでいたら、そりゃちょっとちがうぜラモサンと監査から指摘が入ると思う。
彼らは健康よりも、価格を選ぶと思う。
問題なのは、この社会が健康と価格は比例状態にあるということですよね。
健康に配慮された食べ物は値段が高い。
自由競争社会だし、しゃーないんでしょうけれども、疑問を感じますね。
もう自給自足生活しかないと思います。
食べられないものが出てきそうだけどさ。

ルカワと花道のどっちかがピクルス食べない設定にしようかとおもった。
やっぱ花道にしよう。

「チッ、みどりいのがまたはいってやがる。ほら」
(パカっと口をあけるルカワ)
「すっぺえんだよな」

とひとりごち、店の外に目をやりながら、コーラLサイズを飲む花道。
無言で、もぐもぐ食すルカワ。
ブハッと吹き出す、となりの席の私たち。

以上

■解説
72点

『①理由を説明されなくても口をあけるという、ルカーが花道を信頼しきっている点
②ほら、で、何の行為を要求されているのか分かるあうんの呼吸っぷり
このふたつの点が意識して書かれてあり、ここでもう論点はおさえていますから、合格点である60点はクリアしています。
あとは、ふたりの会話、姿形の描写、マック店内の様子などをオリジナリティ溢れる文章でもって表現していけば、さらに加算されていき、最終的に読者の支持を得ることが出来るでしょう。

しかし、少々文字数が少ないように思われますね。
それから、もう少し、ふたりの間にある表現しつくせない愛のかたちについての描写も欲しかったところ。表現しつくせないっていうくらいなんだから、そもそも書けないんじゃないかっていう話ですけど(笑)。 また、最後に自分自身を登場させています。ここは読者の好みの別れるところでしょうけれども、オチのつかないこの文章の場合、いたしかたないでしょうし、それなりの良い判断であったと評価することも出来ます。 合格ラインは越えています。あとは、加算点をどれだけ稼ぐかです。がんばってください。(ラモーナ)』

・・・ふざけてないよ。
採点者が(笑)とか使うようになったら世も末だよね。

という日記の妄想を、ちろさんと彼方さん映像化してくれた。