2023年もよろしくお願いいたします

新年、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月1日、流川くん誕生日おめでとうございました。
相変わらずのペースで映画に通わせてもらっておりますが、流川くんはかっこいいなあと映画を見るたびに見とれています。なーんてかっこいいんだろう……大きくてかっこいくてかわいくてバスケうまくて素直で素敵な人だなあと思います。あのままガンガン突っ走っていってほしいですよね。こちらの思いとしては、その時に、花道も並走していてほしいなっていう……んーもうとにかく花流が好きなんでぇ……1巻で井上雄彦御大が二人に振ったあの言葉「終生のライバル」ってそういうことなんじゃないかなあと。終生のライバルってのは一生互いに意識し合うっていうことでしょう?ってことは一生お互いが何をしているか気にし合うってことでしょう?ってことは一生そばにいないといけないでしょうが?って私は思うんですけども、え?間違ってますかね!?……まちがってないよ進めて進めて……ありがとうございます……とにかく二人に幸あれ、でございますよね。
花道ってそうかなあと思っていたんですけれども、本当にずっと賑やかですよね。動いているのを見て改めて思いました。本当にすっごい賑やか!って。河田雅史が、安西先生が、花道の驚異の身体能力に見とれていますけれども、無論我々も見とれておりますけれども、花道ってあんなにコート上を全力でボール追いかけて走り回る上に、その上敵味方関係なくあらゆる人達に話しかけていますよね。それが本当にすごい。話しかけるってことは相手に興味を持つってこと、相手を見ていないと出来ないことです。花道は気力もすごい。ポール(野辺)に「ちゃんとやれやこらぁ」みたいに絡んでるのとか最高ですよね。そういえば、あそこ心配になりませんか。あ、今の面白いところ原作を読んでない人は分かるかな、ちょっとよろしいでしょうかと立ち上がり、「今のこれは流川をライバル視してるがゆえに出たセリフなんです。流川にいいかっこさせてんじゃないよちゃんと守れやこらあと相手チームの野辺に難癖つけてるんです、一瞬のことでわかりにくいですよね、この桜木花道は他の選手と違って対抗しているものが2つあるんです。それはなにか、それは相手チームと流川なのであります!ねえ、面白い人ですよねえ」って望まれぬ解説をぶって、一礼して着席したいです。あとゴリの不調に気づいてカンチョーしたり、観客が山王一色なことにも気づいていて、こっちも見ろや、みたいな感じで長テーブルの上に立って宣言する。客のことまで見てる!花道はとにかくあらゆるものに意識が向いていますよね。すごく気力を消耗していると思うんですけれども、消耗なんて言葉全然似合わない。全然元気。すっごい元気。体力気力が桁違い。ああ、この人は本当にとんでもない、とてつもない人なんだなあと思って……最後のあたりは私はいつも言葉をなくすのであります……ありがたすぎる存在です。

最近の悩みは、映画が終わったら私どうしたらいいんだろうかってことですね。それがとても心配です。皆さんはもう次の策は練られていますか。なんの策かって映画終わった後のお楽しみの策です……「そんなの考えてないよ、生きろ!」って一笑に付す人もいらしたら、「分かる。どうする?ラモーナ」って前のめりになってテーブルに両腕つくひともおられるかもしれない。どっちでもない人のほうが多いかもしれない……私は抜け殻になってしまうのではないかとちょっと心配なのです。今もそれに近いものがあるので。がんばれラモーナって木暮先輩に言ってほしいです。図々しいことを言ってしまいました。しかしそれにしてもあの映画は湘北チームのみんなが本当に丁寧に描かれていましたよね。このベンチあってこそのあの5人なんですよね。石井くんのアクションが大きめで惚れそうです。そういえば、山王の堂本監督の隣にも石井くんみたいな眼鏡の人がいて映画見始めて最初の頃はちょっと混乱してました。そして同時に海南戦の悪夢の高砂事件を思い出します。あの高砂事件が本当に苦手で、苦手ってのは心が苦しくなるってことです、花道、悲しいね、一生懸命やったのに、ねえ、あんなの間違えちゃうよね、って泣いちゃうのです。長い間私のトラウマでした。それを乗り越えるために「間違えた」を書いたんです。つながりの意味がわからんけれども、今思い出しました。そういえば映画は海南と魚住さんが会場にちゃんといましたよね。嬉しいです。


半抜け殻状態の私は、再版に向けて今ちょっとずつ動いているんですが、信じられないくらい作業が進まないです。長い年月かけて売らせてもらってきた本たちがここに来て足並み揃えてなくなってきております。どうしよう。私の頭の中にぼんやりとある計画を書かせてください。
今、大人花流の5と6がなくて、ついでに7もなくなりそうなので、5,6,7をまとめて再録集2を出そうかなと思っています。でも表紙が悩ましくて止まっています。7の表紙が大好きなので、7の表紙で再録集2にしたいけどそういうのって変かなあと悩んでいます。
あと、私のお気に入りの「森のむこうに」がなくなっているのでそれも再版します。
あと、中学生花流の二冊をまとめて1冊にして出そうって思っています。
でもって、「あれなければこれなし」と「しとぴっちゃん」がまとまった「あれなければしとぴっちゃん」もなくなっているので、再版をかけようと思っています。
トランジットもないのですが、これはどうしようか迷っています。
新しい本としては「桜木食堂」を作り始めようとしています。
いくらなんでもやることが多すぎです。だから何一つ進まないっていう……私は一体どうしたらいいのかなあと思いながら……甘酒を飲んでいます。最近甘酒作りに凝っているのです。米麹で作る方です。美味しいんですよ。

ではとても長くなりましたが、この辺りで終わろうと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさまどうぞ暖かくしてお過ごしください。

真剣にじゃんけんをする二人と見守る石井くん。