2018年3月20日から25日までの私のインドの旅の記録となります。
この旅の結論:インド最高
*日記の中のそれぞれの写真は、クリックすると大きくなります
3月20日 出発
インドの確認
まずインドの場所をおさらいです。
赤い線は航路とかじゃなくて気ままにひいたものです。インドと福岡を適当に結んでみました。
けっこう離れています!
日本とインドの時差は3時間30分でした。
インドの人口は13億1000万人、人口密度368人/km2 面積は総計3,287,590km2
ちなみに日本の人口は1億2686万人、人口密度340.8人/km2 面積は総計377,972.28km2ウィキペディア調べです。インドの人口は世界で2位、面積は世界7位でした。大きい、そして沢山!の国でございまして、実際そうだなと思いました。
言葉は色んな言語があるようですが、外国人には英語を話してくれます。
私のスペックをお伝えしておくと、海外旅行は15年以上前にイギリスに行ったのが1回。英語の能力はアイハブアペン、サンキューです。
それでは始まり始まり~!
福岡から上海へ
インドまでは、福岡空港から上海浦東(シャンハイプードン)国際空港を経由して、インディラ・ガンディー国際空港着の、空の旅です。インドまではひとりです。インドはビザが必要なので、事前にとって行きました。
旅の前に上海の空港ってどんな風だろうって調べてたんですけど、「めっちゃ大きくて迷うよ!」ってあったんですよね。それからwifiは無料であるけどパスワードを聞くカウンターは無人の場合が多く、つながってもgoogleやLINEが使えない、とあったので、日本から海外で使えるwifiを契約して持って行きました。この選択は良かったと思います。
上海空港は本当に広くて大きかったですが、特に迷わなかったです。特に出歩かなかったっていうのが理由ですけども。
上海空港の入国審査(と思しき場所)は、人間が審査するレーンと機械が審査するレーンがあって、私はとにかく機械が好きなんで機械の方に並んだんです。パスポートのバーコードを機械に読み取らせて次に写真を撮られて、終わり。実にスムーズです。シンプルなんだけど上手くいかない人は上手くいかないらしくて、係りの人をブチ切れさせていました。中国語は語調が強めだからそう思わせるのかもしれない。別に怒っていないかもしれません。
それとトロント行の便が切羽詰っていたのか別の係の人が「トローーーーント!!!!!」って叫んでいて、見た目ばらばらの外国人旅行者たちが一斉に「トロント」「トロント」って口々に言いながら係の人に付いていくのが最高に面白かったです。ああいうのがたまらないです。
せっかくトランジットだとしても初めて中国に降り立ったんだし、何か買ってみたいと思ってスタバに行ってみました。が、ここで私のミスが発覚です。クレジットカードの暗証番号が分からない。今回の旅で唯一ダメだったことはそれですね。ずっとカード問題を抱えてました笑。まあダメならダメでやっていけるもんですけどもね。ただ人に迷惑はかける。主に友人に。
スタバに入ってまず店員さんに千円札を見せてみたら「ノーノー」って首を振られました。
だよねっ!
じゃあってことで次にカードを見せながら「サイン(でも)、オッケー?」って聞きましたら、うんうんって頷いてくれたんでね、ヤッター、と思ってカフェモカとミネラルウォーターを頼んだんです。それで、お会計の時になったらなんとパスワードを入力される機械を渡されて、焦りながら「サインサイン」って身振り手振りで伝えるも、「ノー!」ってしかめっつらで言われて。「でもでも無理なんだよーーーー!」って訴えたらすごい怒られながらレシートを渡されて飲み物もらいました。飲み物は貰えましたが、一体全体どうなったのでしょうか。来月のカード明細が楽しみですよね。
上海空港のスターバックスはスタッフがしかめっ面だなあって思ったんですが、そりゃ私みたいなとんちんかんな客ばっかり来たらしかめっ面にもなるよなと思いました。カフェモカ美味しかったです。
「フィジーの水やね」って次の日ミルクちゃんに指摘されて初めて気付いたんですよ。それまでFUJI(富士山の)水なんだなーって思って飲んでたんですよね。うっかりがすごい。こちらも美味しかったです。
上海からデリー空港へ
上海からデリーへの飛行機は、日本ー上海間と違ってすっごく豪華でした。座席や設備が最新っぽくて、おまけに隣に人がいなかったのでのびのび座れました。
あの日あの時中国からインドに行く人は少なかったみたいですね。
機内では最新の映画が見れることが分かったんだけど、全部英語と中国語でして。ブレードランナーの新作やオリエント急行をやってて流してみたんですけどどれもこれも英語だからもう途中で止めました。そして寝ました。
オリエント急行、ケネスブラナーのポワロさんでした。なにがわかんないって笑うシーンが一番分からないもんですね。笑いって高度な文化なんだなって思いました。
↑
機内食で一緒についてきた謎なやつ(帰りの飛行機も出てきた)。マスカットゼリーだ!って思ったら全然プルンプルンしてなくて、サラサラしてて。これお水なんですかね。でもミネラルウォーターのペットボトルは別についてきたんですよ。。。わかんなかったし水はもういらないので、そっとしまいました。
しばらく寝たり本を読んだりしていると見えてきました。あれがインドだろうか!インドに違いないと思いながら撮った写真です。なんだったのか正解は分かりません!
デリーに到着、圧倒的センス。
デリーの空港。このデザインすごくないですか。手をこんな風にするってすごすぎる。とにかく異国。すごすぎる。
飛行機から降りて、身振り手振りで、同じ旅行者っぽい人のマネをしながら何とかして出てきました。
死ぬ気でやればわりと何とかなるもんだなってことを知りました。
そう言えばビザを提出するところで、指紋を採られるときに一緒に写真も撮られたんですけど、その時に「スマイルプリーズ」って言われたんですよね。考えてみると笑顔別にいらないですよね。ジョークだったんですかね、あの人真顔で言ってたけど。インドで初めて話したインドの人はあの人ということになりますね。
そして!
ついにミルクちゃんとご対面です!
2年ぶりくらいかな!(おひさしぶり!!!)
足を向けて寝れないほどお世話になりました!!!!
それからミルクちゃんの神ドライバー、”ミスター”ともご対面です。ミスターはインドにいる間、ミルクちゃんの次にお世話になった人でした。底抜けに明るい笑顔が魅力のミスターです。ミスターには本当に色んな場所へ連れて行ってもらいました……私の神でした。
交通安全とは……
インドで驚いたことは沢山ありますが、第1位はやっぱり交通でしょうか。車事情がすごくてクラクションアンドクラクションアンドクラクション。車間距離目測30センチ(マジで)。
最初に見たのは、車線の上を通っている車。
「え、あれだいじょうぶ?」って思っていたら、我らが神ドライバーのミスターがプーッて鳴らしました。私のインドの洗礼はそのクラクションから始まったのかもしれません。どんどんあちこちからプープップーって聞こえてきて、プップー合戦です。「え、え、何事!?」と、驚愕でした。隣のミルクちゃんは慣れたものです。
ミルクちゃんが言うには、「自分が通るぞ、気をつけろ」っていう安全確保の意味のクラクションなんですって。日本だと「危ないよ」「邪魔だよ」っていう意味が強くて、だからみんななかなか鳴らさないんですけど、こっちは「俺が通るぞ」「気をつけろよ」なんですって。だからほんとみんな思いっきりプッププップと鳴らしていました。でも「俺が通るぞ」も結局は「俺が通るからお前邪魔だぜ」ってことにもなりますよね。おそらく、多分もうそういうのどうでもよくて、とにかく行きたいところがあるから鳴らしてるんだと思いました。あれだけ鳴ってるのにみんなそれを聞いていて、避けてるんですよ、すごすぎるって思いました。インドのドライバーっていうのはインドでも指折りの技術職だと思いました。
高速道路にて。
安全とは……!
こんな二人乗りいっぱいいました。
あとは桜木軍団乗りもいました。
バイクをお父さん(らしき人)が運転して、子ども二人挟んでお母さん(らしき人)が一番後ろとか。すごい!としか言えない笑。
オートリキシャの後ろにペットボトルを挟んでる人もいたりして。
なぜそこに?っていう……なんかもうとにかくすごい。
そう言えばオートリキシャは土地によって色が違うんだよってミルクちゃんが言っていました。そういうの可愛い。
自動車とオートリキシャとバスとバイクと自転車と徒歩の通行人(&牛や馬)が渾然一体となっているインドの道路でした。
これでよく事故起きないって思いました。いや事故起きてるよって聞きましたけど、いやでも母数考えたらすごくないですか、って思って。このカオスの交通量のわりには絶対圧倒的に事故がないと思うんですよ。インド人は身体能力が高いんじゃないか、と睨んでいるんですがどうでしょうか。
衝撃の交通体験をしてミルクちゃんちに着きました。ニューデリーにあるミルク宅はべらぼうに広くてですね、ちょっともうお見せできないのが残念なんですけど(人の家なんで!)、すごく広くてステキだったんですよ。ポワロが避暑地で過ごしていそうな部屋でした。
私が泊まったゲストルームにはトイレとシャワーがあって、ちょっともうホテルよりホテルで。石造りで音響も抜群。私こんなとこに本当に3泊もしていいのーーーーーー????????って大喜びでダブルベッドにダイブして泥のように眠る。